老犬介護

2004年の夏、ムクが倒れるまで、老犬介護という言葉は知ってはいましたが、それが現実に自分の

ことになるとは思ってはいませんでした。 テレビで取り上げられはしていても、大変だろうな〜ぐらい

で、なんでもそうだけど、実際に体験したり経験したりしないと、いくら言葉で”わかる”といっても本当

には分からないと思うのです。

それまで、下痢をしたり、皮膚病になったり、目が結膜炎になったりはしましたが、大きな病気は

1999年に心臓が悪くなったことぐらいです。10歳ころからいろいろ病気が出てくると聞いていたので

ずーと心臓病と付き合っていかなければならないと思っていました。  しばらく薬を飲んでいました

が、幸いなことにだんだん薬も必要なくなり、治りました。

少し変わった病気もありました。
それは私が知らないだけかもしれません。

ムクの鼻の毛が薄くなって、ハゲになってしまったのです。  獣医さんに連れて行くと  

”コリーノゥズ”と言って、コリーのような鼻が長い犬に多い病気で、皮膚病の一種だそうです。

鼻は顔の中では毛が薄く、その上に1番日に当たる率が高い。ムクの獣医さん、「人間だって鼻が1

番日焼けするでしょう!」って、、、

治療は、「1か月ぐらい、物置のような日が当たらないところにおいておけば、何もしなくても治っちゃう

よ」って言われたけど私は「そんなことできない」  ”それじゃあ〜”って黒いマジックで鼻を塗られて

しまいました。  1か月ぐらい、昼間のお散歩に出られず、朝早くと夜行っていました。

前庭障害は、突然のことだったので、はじめはおろおろしてしまいました。今までとは全く変わって

しまったムクを目の前にして涙があふれてきました。  

それから私とムクの介護生活が始まりました。

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2007年7月  寝たきりになってから半年後ぐらい

ひざまくらで、おめめを拭いてもらっています。